@Parents’ Day/Weekの実態について
アメリカの大学においては、日本の場合と違い、学生は学寮生活を送るのが一般的である。入学時および新学期開始時に親が大学に荷物の搬入などのために訪れる。学寮の食事からセキュリティー問題まで、親は学生の生活に強い関心を持つ。大学はこのような個々の問題に対処するとともに、大学全体を父母に知ってもらうため、学年のはじめに大学に父母を招待するプログラムを組んでいる。これがノースウェスタン大学においては、Family Weekendと呼ばれる行事である。ノースウエスタン大学においては、日本で一般化しつつある地方での説明会は行われない。
以上のように、事情は大きく異なるが、早稲田大学においては、父母の大学への招待を実行することによって説明責任の一部を確実に果たすことになる。今回の調査によってその際の指標を得ることが出来た。
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イリノイ大学日本館にて。 館長の郡司紀美子氏(和服)とパット・アスキュー副学長。
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