「とよあしはらみずほのくに」再考

集落・儀礼・水田の復原研究−対馬とバリ島−

21世紀COEプログラムの水稲文化研究所5ヶ年計画


【21世紀COEプログラムの水稲文化研究所5ヶ年計画】


上:2002年高野山周辺の棚田(このような稲架も最近ではめずらしい)

下:2002年バリ島の棚田(癒しの空間として人気スポットとなっている)


平成14・15年度の科研として対馬−バリ島の比較研究を行っている。
この南北軸の研究に加えて、21世紀COEの研究として四川・長江−日本の比較研究を進める。


研究員は、従来の水稲文化研究所のスタッフ(下側)に日本史学専攻および考古学専攻の研究員(上側)が入り、一層の充実がはかられた。


このようなプロジェクトにあわせてシンポジウムを行う。
2002年「対馬の歴史と民俗」
2003年「東アジアにおける村落と水稲文化」
2004年「四川・長江と日本における古代・中世寺院の水田開発と水稲文化の研究」
2005年「ジャポニカ・ジャワニカの起源と伝播」


東大寺のほか、大陸から伝えられた密教を純粋に保つ東寺およびその東寺と密接な関係にあり、周辺の領地は棚田発祥の地として知られる高野山を対象とする。


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